熱中症対策
2025年7月25日今年もですが近年の夏は気温の上昇が著しく、特に高齢者の方にとっては熱中症のリスクが非常に高くなっています。年齢とともに体温調整機能が低下することや、「喉の渇き」を感じにくくなることなどが原因で、気づかないうちに熱中症になってしまうケースも少なくありません。
ヴィヴァーチェデイサービスで行っている熱中症対策をご紹介します
◆ 室内の温度・湿度管理
熱中症は屋内、室内でも起こります。室温と湿度の両方に注意しながら、エアコンや扇風機を活用して快適な空間を保つようしております。
室温は 25〜28℃
湿度は 50〜60%前後
を目安に、寒さを感じやすい方には、ひざ掛けをご用意して使っていただいております。
◆こまめな水分補給
ご利用者様に1時間に1回の水分補給を目安に、スタッフから声かけを行っています。
「喉が渇いていなくても、少しずつ飲むことが大切です」とお伝えをし、常温または少し冷たいお茶、水を提供しています。
◆ 機能訓練
機能訓練の途中や、訓練後には汗をかいていなくても、不感蒸泄により体内の水分が不足しがちになるので多めに水分補給を取っていただいています。
不感蒸泄とは、汗をかいていなくても、呼吸や皮膚から水分は常に失われています。これを不感蒸泄といい、体重が60㎏の方が平熱で室温が28℃の状態でも1日に約900ml失うと言われています。ですので意識的に水分を取る事も重要になってきます。
◆ 園芸対策
お庭での園芸活動時には、以下のような工夫をしています。
活動時間を短くし、こまめな水分補給、屋内にすぐ戻れるように配慮
利用者様の体調や持病にも十分配慮しながら、安全第一で行動しています。
利用者様が安心・安全にお過ごしいただけるよう、日々のケアに取り組んでまいります。
まだまだ暑い日が続きますが元気に、そして快適に過ごしていきましょう。
利用者様が健康で安心した暮らしが継続できるようサポートしていきたいと思います。