このアーカイブは 6月, 2025

運動会!!

2025年6月30日

こんにちは!支援員です。6月29日に、ホームで運動会をしました。

なんと、62名の入所者様が参加してくださいました。

赤白帽も皆様、嫌がらずにかぶって下さり、

運動会の雰囲気もでて良かったし、皆様かわいかったですよ。  

ラジオ体操、玉入れ、ボールリレー、パン食い競争をしました。           

玉入れは、皆様これでもかというぐらい、思いっきり投げられ、

日頃のストレス発散が出来たかなと思います。 良かった❣ 良かった❣

ボールリレーは皆様、ボールを隣の方に渡すの早い!早い!        

最後はみんなの大好きなパン食い競争です。

口で取っている方もいれば手で取っている方もおられましたが、

皆様笑顔満開でした。

皆様から「楽しかったよ。ありがとうね。」と言ってくださいました。

皆様に楽しんで頂けて良かったです。 

 

                           

 

 


紫陽花の季節となりました

2025年6月23日

梅雨の季節になりました。

今回は、この時期の代表的な花であるアジサイについて見ていきたいと思います。

アジサイは、湿気を好む植物で、雨が多い梅雨の季節に見ごろを迎えます。                                              そして、梅雨の時期に美しい花を咲かせることで、じめじめとした天気で、憂鬱になりがちな多くの人の心を癒し                              てくれます。

八田荘周辺でも、このアジサイが開花し始めています。

 

このアジサイの原産地は日本であり、日本のガクアジサイが西洋に渡り品種改良が重ねられ、西洋アジサイとして                                日本に逆輸入されてきました。品種、形、花色も豊富で、世界的に人気の高い花木です。

 

 

 

 

 

 

アジサイの名所と呼ばれる所には、仏教のお寺が多いですが、関西では大阪箕面市の勝尾寺、大阪池田市の久安寺、                           大阪泉南市の長慶寺、奈良大和郡山市の矢田寺、奈良橿原市の久米寺、奈良桜井市の長谷寺、京都左京区の三千院、                       京都宇治市の三室戸寺、京都福知山市の丹州観音寺が有名で、それぞれ三千株から、多い所では二万株程の様々な                          種類のアジサイが、ちょうど今頃から七月中旬頃まで見ごろを迎えます。

それぞれ由緒あるお寺なので、花の鑑賞とお参りも兼ねて、休みの日には、少し遠出気分で、これらの寺に足を運                         んでみてはどうでしょうか?

支援員でした。


疥癬ってどんな病気

2025年6月16日

こんにちは医務室です。

ほんのりやさしい臭いのする百合やアジサイの花に

癒される季節になりました。

 

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

梅雨の季節ともなればダニも活発に動き出します。

今回は 【疥癬】について簡単に書いてみます。

 

疥癬はダニの一種である「ヒゼンダニ」が人の皮膚に寄生して痒みを伴う皮膚の病気です 「通常疥癬」と「角化型疥癬」の2つのタイプがあり治療や予防方法が異なります。

 

「通常型疥癬」  

感染力   弱い                                                      ヒゼンダニの寄生数  数十匹以下   

潜伏期間       1~2か月  

主な症状  かゆみ、赤い湿疹

痒みの強さ 強い                                                           部位    顔や頭を除いた全身

                  

                                                                 「角化型疥癬」  

感染力  強い                                                            ヒゼンダニ寄生数  100万~200万匹   

潜伏期間      4日~5日

主な症状  角質の増殖                                                                           
痒みの強さ 個人差あり                                                                 部位    全身

 

痒みや皮疹が出現した場合は皮膚科を受診しましょう。

 

疥癬は、ダーモスコープや顕微鏡でヒゼンダニの虫体や卵がある事を確認する事で診断されます。

塗り薬や飲み薬により、ヒゼンダニを駆除します。塗り薬は全身に塗り残しがないよう注意しましょう。

疥癬の種類や症状等によって処方される薬は異なりますので、医師の指示に従いましょう。

以上、医務室でした☆


季節は移り行く。服装も移り行く~

2025年6月9日

支援員です。

衣替えの季節になり、八田荘のご老人も、装いに変化が出始めています。

今回は、この衣替えについて少し考察したいと思います。

明確な四季の変化があり、その季節感を大事にする日本には、古来、夏服・冬服に替える「衣替え」の習慣がありました。

古くは、平安時代の宮中行事にまでさかのぼりますが、庶民に一般化するのは、江戸時代に武家社会が成立し、そこで習慣化したものが、一般庶民に広がって行きました。

しかし、現在では、ファッションも多様になり、学校や職場生活を除くプライベートでは、「衣替え」の移行も個人のレベルで行われる為、明確な変化がなかなか分かりにくくなって来ています。

 

本来、衣替えとは、10月1日を目安に夏服から冬服へ、6月1日を目安に冬服から夏服へ変わる習慣です。四季がはっきりしていない国はもとより、ある程度四季の区別がある国においても、このような明確な「衣替え」の習慣がある国は、あまり見受けられません。

 

それでは、何故、日本においてこのような習慣が出来たのか? その背景には日本ならではの感性があります。

その時の装いを表す為に、「秋らしい」「春っぽい」「暑苦しい」「寒々しい」等その時期に関係させた言葉が日本には沢山あり、衣替えを通して季節感を養ってきました。つまり、そこには日本の感性が息づいており、日本人が持っている美的感覚と共に、着ている服が周りの人に与える影響も考慮しながら暮らしてきたのです。

衣替えには、日本人が育んできた季節感や文化があるのです。

戦後、欧米的なものが、生活のあらゆるレベルに流入し、利便化した半面、日本の大切な伝統の心が徐々に希薄になりつつあります。皆さんも、この衣替えの時期にあたって、個々人のレベルで、自分の興味のある日本の伝統文化を再考してみてはどうでしょうか?