長寿の祝い

九月とはいえ、まだ夏を思わせる暑い毎日です。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

こんにちは。支援員です。

9月には「敬老の日」がありますね。敬老の日は「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。」(内閣府ホームページ「国民の祝日」より引用)と言われ、お年寄りに関わる私達が一番大事な日となります。

その準備として敬老のお祝いの方にお渡しする予定のプレゼントを作っている途中なんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

敬老の日には長寿をお祝いする節目の年齢に「還暦」や「古希」などが有名ですが、実は還暦61歳(満60歳)の年齢から100歳までの間に8種類ものお祝いがあり、100歳以上の「超長寿祝い」ともいえるお祝いまであるのですが、今回、それぞれの長寿祝いの由来やテーマカラーを紹介していきますね。

還暦(かんれき):61歳(満60歳)
還暦の長寿祝いの色:赤・朱
還暦は、生まれた年の干支に還ることからと呼ばれるようになりました。そのため、「人生を一巡回ってもう一度生まれ変わる」として、赤ん坊のように「赤いちゃんちゃんこ」を着る風習が生まれました。

 

古稀・古希(こき):70歳
古希の長寿祝いの色:紫

中国の唐時代の詩人、杜甫の詩の一節である「人生七十古来稀なり」に由来しています。

喜寿(きじゅ):77歳
喜寿の長寿祝いの色:紫

「喜」という字の草書体が七を3つ重ねた形になり、七十七と読めることに由来しています。

傘寿(さんじゅ):80歳

傘寿の長寿祝いの色:金茶

「傘」の略字が八と十を重ねた形になり、八十と読めることに由来しています。

米寿(べいじゅ):88歳
米寿の長寿祝いの色:金茶

「米」の字をくずすと八十八と読めることに由来しています。

卒寿(そつじゅ):90歳
卒寿の長寿祝いの色:白

「卒」の略字である「卆」が九十と読めることに由来しています。

白寿(はくじゅ):99歳
白寿の長寿祝いの色:白

百から一を引くと「白」となることに由来しています。

紀寿(きじゅ)または百寿(ひゃくじゅ・ももじゅ):100歳
紀寿・百寿の長寿祝いの色:白、桃

100年が一世紀ということから紀寿、また100歳であることから百寿と呼ばれています。

100歳以上の年齢のお祝い(茶寿、皇寿、大還暦、天寿)

108歳の茶寿や111歳の皇寿、120歳の大還暦、250歳の天寿というものもあります。

 

現在、コロナの影響で3密(密集、密接、密閉)を避けましょうと言われていますが、長寿の秘訣は「人と会うこと、交流すること、刺激を受けること」重要だと言われています。

早くコロナが収束して、もっと色んな方と交流できる日が一日も早く訪れることを願うばかりです。