このアーカイブは 4月 29th, 2024

食中毒予防のポイント~栄養課~

月曜日, 4月 29th, 2024

こんにちは。栄養課です。

春らしいうららかな日和が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

だんだんと気温が高くなってくる季節、気を付けたいのが食中毒です。

食中毒の主な原因には細菌とウイルスがありますが、これからの時期に発生しやすいのは細菌による食中毒です。

細菌の多くは湿気を好みます。むしむしと気温や湿度が高くなる梅雨時・夏にかけて、細菌による食中毒が増えていく傾向にあります。

今回は、細菌による食中毒を予防するために重要な3原則をご紹介します。

 

①つけない・・・細菌を食材に付着させないようにする。

→トイレの後や調理の前など、食材を扱う前にこまめに手を洗いましょう。

また調理器具はよく洗い、清潔に保ちましょう。

 

②増やさない・・・細菌を増殖させないようにする。

→購入した肉・魚などの生鮮食材や、お惣菜はなるべく早く冷蔵庫に入れましょう。

きちんと冷蔵庫に入れていても、ゆっくりと細菌は増殖するため、早めに使い切るようにしましょう。

 

③やっつける・・・食材や調理器具に付着した細菌をやっつける。

→ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅します。

食材の中心部を75℃で1分以上しっかり加熱することが目安です。

 

以上のポイントに気を付けながら、美味しく安全に食事を楽しみたいですね。