介護保険について

こんにちは(*^▽^*)

特養生活相談員の小倉ですm(__)m

平成27年2月に厚生労働省より平成27年度の介護報酬改定の発表があり、4月1日より新しい介護保険制度が順次始まります。

ご存知の方も多くおられると思いますが、介護保険制度は平成12年からスタートしたのですが、数年に一度社会情勢等に合わせ介護報酬(利用料金)等の見直しが行われてきました。では、今回の介護保険の改正にあわせ現在の日本がどのような問題を抱えているのかを考えてみましょう。

思いつくだけでも…

①「以前に比べ介護が必要な高齢者が増加」(75歳以上の約3人に1人は支援もしくは介護が必要)

②「介護が必要な高齢者が増加しているのに、介護の仕事に就く人が足りない」(団塊の世代が後期高齢者になる2025年には250万人の介護従事者が必要とされているが今のままでは数十万人が不足)

③「そもそも国が介護に使えるお金が足りない」(高齢化に伴って、年金・医療・介護等の社会保障が増大)等々、色々なことがでてきます。

個人的には介護サービスを受ける方、介護サービスを提供する者両者が幸せになるシステムの構築を国が推進してくれればと思いますが、そうすると財源確保のために介護保険料やサービス料金の値上げといった問題がまたでてくることでしょうし、悩ましいかぎりです。

今回の改正が我々にどのような影響があるのかを今後もしっかりと見ていく必要があると思います。

※4月1日から各サービスにおいて料金の変更等がございます。ご不明な点がございましたらお気軽にご連絡ください(^.^)/~~~