インフルエンザにご注意を!!

 朝夕めっきり冷え込む今日この頃、体調など崩されていませんか?こんにちは、感染対策委員です。

 さて、今の時期から流行するものといえば・・・  そう、インフルエンザ!!流行してほしくないのですが、毎年毎年やってきます。

 そこで、感染対策委員では先週、職員にむけて「インフルエンザについて」の勉強会を開きました。

 充実した内容でしたので、記載させて頂きます。ご家庭でも参考にして頂ければ幸いです。

*インフルエンザの流行時期

 通常日本では、11月下旬~12月上旬にシーズンが始まり、1月~3月にピークを迎え、4月~5月にかけて患者数は減少します。毎年、人口の5~10%(約600~1300万人)がかかると想定されています。

*感染ルート

 ・飛沫感染→鼻水、咳やくしゃみによって飛び散るしぶき(飛沫)を含んだ空気ごと吸い込み、鼻や喉の粘膜に感染。咳で1.5メートル、くしゃみで3メートル、ウイルスを含んだしぶきが飛び散るとされています。

 ・接触感染→飛沫で汚染されたものを触った手から目や鼻の粘膜に感染。

*発症しやすい年齢と予後

 通常のシーズンではインフルエンザを発症した人の約4分の3は15歳未満です。しかし、インフルエンザによる死亡者のうち圧倒的多数を占めるのは、65歳以上の高齢者です。高齢者がインフルエンザにかかると肺炎などの合併症を起こしやすく、喘息や心臓病などの慢性の病気を持っている方も、状態が悪化する危険があります。

*予防について

 ・予防接種の重要性

 予防接種を受ける事により70%が発病まで至らず、もしくは軽傷で済むという効果があります。また高熱等の症状がでにくくなります。ただ、予防接種をおこなっても発症の可能性は0%になりませんし、逆にインフルエンザにかかっていても症状が軽症であったため、自身が気付かないケースも十分考えられますので、感冒症状等、普段と違う症状が出てきた際は、自己判断するのではなく、医療機関への受診をおすすめします。

 ・日頃の生活での予防

 ①手洗い、うがいの徹底 ②マスクをしましょう ③栄養バランスの良い食事を ④十分な休養をとりましょう

 高齢者の方にとってインフルエンザは「最後のともしびを消す病気」と言われています。そして私達が普段一緒に過ごさせて頂いているご利用者様にとって一番重要なことは「インフルエンザにかからない」つまり予防です。

 上記で述べている「日頃の生活での予防」は決して難しいことではありません。しかし、一人一人が気を付けなければ、すぐに蔓延してしまうのがインフルエンザの怖いところです。ご利用者様が日々、お元気でお過ごし頂くために、私達、従事者が媒介とならないよう気を付けていきたいと思います。