居宅介護支援事業所です。

こんにちは
居宅介護支援事業所です。
梅雨入りしました・・・。
自転車を使って訪問させてもらっていることもあり雨が降ると・・てるてる坊主を作りたくなります。

 5月16日付居宅のブログの見出しが「財布を拾って・・」ということでしたが、
私も財布を拾いました。自転車を走らせていると、女性用の長財布が歩道にボトッという感じで落ちていました。
「うん?何?財布?」
という感じで拾い訪問時間があったのでそのまま訪問を終えてから警察に届けました。
 警察で
「一緒に中身の確認をお願いします。」
と言われ一緒に現金を確認しました。ウン万円も入っており免許証も入っていたようなので、落とされた方はさぞ探しておられるだろうと思い、すぐに本人様へ連絡してくださいとお願いをして帰ってきました。
『犬も歩けば棒に当たる。』ということわざがありますが、
『ケアマネ歩けば財布を拾う。』の巻でした。

 先日実家に帰ったときのこと・・
(実家は大正15年生まれの父が一人で暮らし、母は数年前から他市の特養に入所しています。)
母の名前の入った○○子のメモというノートを見つけました。平成13年から始まっている毎日の何でもないメモ書きでした。○月○日布団のカバーを洗濯した。○月○日お父さんの散髪をした。○月○日 Aさんのお見舞いに行った等のほんの一行程度です。読み進めていくうちに兄が入院中に病院から脳に血栓がとんだと連絡が入り、病院にかけつけた時の気持ちが書かれていました。
「本当によかった。本当にうれしかった。」
と・・・この言葉に母親が子供を想う気持ちのすべてを表しているような気がして涙がとまりませんでした。
母の顔も急に見たくなりそのまま施設に車を走らせ面会に行きました。自撮りにして一緒に写真を撮り母に見せると
母「ぶさいくやなぁ。」
私「私もお母ちゃんそっくりや。ぶさいくやなぁ。」
と笑いました。